
太陽光・蓄電池アセット
事業地域 | 作業状況 | 事業会社(参画) | 出資比率 | 発電容量 | 持分発電容量 |
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ブンガラ1&2太陽光発電事業 | 商業運転中 | Potentia Energy Group Pty. Ltd※1 (2023年07月13日) |
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交流220メガワット | 交流110メガワット |
コフナ太陽光発電事業 | 商業運転中 | Potentia Energy Group Pty. Ltd※1 (2023年07月13日) |
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交流27メガワット | 交流13.5メガワット |
ギガレ太陽光発電事業 | 商業運転中 | Potentia Energy Group Pty. Ltd※1 (2023年07月13日) |
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交流76メガワット | 交流38メガワット |
クォーンパーク太陽光発電・蓄電池事業 | 建設中 | Potentia Energy Group Pty. Ltd※1 (2023年07月13日) |
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グリーナフ太陽光発電事業 | 商業運転中 | Potentia Energy Group Pty. Ltd※1 (2023年07月13日) |
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交流40メガワット | 交流16メガワット |
クレア太陽光発電事業 | 商業運転中 | Potentia Energy Group Pty. Ltd※1 (2023年07月13日) |
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交流110メガワット | 交流27.5メガワット |
ロイヤラ太陽光発電事業 | 商業運転中 | Potentia Energy Group Pty. Ltd※1 (2023年07月13日) |
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交流20メガワット | 交流10メガワット |
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※1Enel Green Power Australia Pty. Ltd(EGPA)はPotentia Energy Group Pty. Ltdに社名変更
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※2当社はINPEX Renewable Energy Australia Pty. Ltdを通じてPotentia Energyの50%を保有
風力アセット
事業地域 | 作業状況 | 事業会社(参画) | 出資比率 | 発電容量 | 持分発電容量 |
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フラットロックス陸上風力発電事業 | 商業運転中 | Potentia Energy Group Pty. Ltd※1 (2023年07月13日) |
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交流75.6メガワット | 交流37.8メガワット |
ワラダージ1陸上風力発電事業 | 商業運転中 | Potentia Energy Group Pty. Ltd※1 (2023年07月13日) |
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交流184メガワット | 交流73.5メガワット |
ワラダージ2陸上風力発電事業 | 建設中 | Potentia Energy Group Pty. Ltd※1 (2023年07月13日) |
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交流108メガワット | 交流43.5メガワット |
アルバニー・グラスメール風力発電事業 | 商業運転中 | Potentia Energy Group Pty. Ltd※1 (2023年07月13日) |
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交流35メガワット | 交流14メガワット |
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※1Enel Green Power Australia Pty. Ltd(EGPA)はPotentia Energy Group Pty. Ltdに社名変更
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※2当社はINPEX Renewable Energy Australia Pty. Ltdを通じてPotentia Energyの50%を保有
事業沿革
2023年7月 | 当社参画(アセット取得を含む) |
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2024年5月 | クォーンパーク太陽光発電・蓄電池事業FID |
2024年12月 | EGPAからPotentia Energyへの社名変更 |
2025年1月 | 投資ファンド等から再エネポートフォリオを取得 |
実績ある企業とのパートナリング
当社は、2023年7月にイタリア大手電力・エネルギー会社Enel S.p.Aの子会社で、世界最大級の再生可能エネルギー会社であるEnel Green Power S.p.A(EGP)より、豪州法人Potentia Energy Group Pty. Ltd※(以下、Potentia Energy社)の50%株式を取得し、オーストラリア連邦(以下、豪州)におけるバリューチェーン型の電力事業に参画しています。本事業でパートナーシップを結ぶEnel社およびEnel Green Power(EGP)社は、イタリアをはじめとして世界各地で多くの再生可能エネルギー発電所の開発・運営実績があります。そのグローバルな実績とノウハウを活かし、豪州での再生可能エネルギー事業にも強固な体制で取り組んでいます。
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※Enel Green Power Australia Pty. Ltd(EGPA)は Potentia Energy Group Pty. Ltdに社名変更
豪州でのプロジェクト開発経験を生かして
当社には、豪州およびその周辺海域において、長年にわたりさまざまな石油・ 天然ガス事業を手がけてきた実績があります。特にイクシスLNGプロジェクトでは、豪州政府や現地コミュニティとの強固な信頼関係を築いただけでなく、プロジェクト推進力やエネルギー開発の現場で培った高度なノウハウを持つ人材を有しています。これまでに築いてきた実績や人材などの資産を活かし、今後も再生可能エネルギーの導入が加速する豪州市場において、継続的な再エネアセットの開発に貢献します。
バリューチェーン型の電力事業
Potentia Energy社は、太陽光発電や風力発電といった再生可能エネルギー発電所や系統向け蓄電所等の開発・建設・運営に加え、グループ内の小売事業会社を通じた小売販売までを一貫して手がける「バリューチェーン型」の電力事業モデルを強化していきます。このバリューチェーン全体を100%再生可能エネルギーでカバーすることにより、他社との差別化を実現し、顧客への電力ソリューションの提供およびそれによる収益の最大化を図ります。
培った再エネ事業に関するノウハウの展開
豪州における発電・電力トレーディング事業で培った最先端のノウハウや投資スキーム、価値最大化の手法を活かし、今後は日本を含む他地域にも積極的に展開することを目指します。再生可能エネルギーの導入拡大が進むヨーロッパでは、既に多様なマーケットと高度な制度設計が進展しており、日本や東南アジアでも市場環境や規制の変化を背景に再エネへの期待がますます高まっています。こうした各地域の市場や制度に合わせた事業開発を推進し、「INPEX Vision 2035」で掲げた成長軸の一つとして再エネ事業を当社の柱とすることを目指しています。
