
契約地域(鉱区) | 作業状況 | 生産量 | 事業会社(設立) | 権益比率 (※オペレーター) |
契約形態 |
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バユ・ウンダンユニット | 廃鉱作業中 | ー | INPEXサウル石油 (1993年3月30日) |
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廃鉱契約 |
プロジェクト沿革
1993年 | 鉱区権益取得 |
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2004年2月 | コンデンセート/LPG販売開始 |
2006年2月 | LNG販売開始 |
2019年8月 | 東チモール・オーストラリア両政府間の海上国境の画定を受け、東チモール政府と新たな生産分与契約を締結(旧生産分与契約と同等条件での事業継続決定済) |
2022年3月 | バユウンダン生産施設及びダーウィンLNG施設を再利用して周辺鉱区から排出されるCO2を回収・貯蔵することを目的に、バユウンダンCCSの基本設計作業を開始 |
2023年11月 | バユウンダンガスでの最終LNGカーゴ出荷完了 以降、ダーウィン経由で豪州国内供給用にパイプラインを通してガスを供給 |
2025年6月 | 生産終了 生産分与契約の失効に伴い廃鉱契約に移行 ※バユウンダンCCSのFEED作業は継続中 |
当社は1993年にオーストラリアと東チモールの共同管理下にある旧JPDA03-12鉱区の権益を取得しました。その後複数の原油・ガスを発見し、そのうち、ウンダン構造では、隣接する旧JPDA03-13鉱区のバユ構造と一体であることが判明したため、両鉱区の権益保有者が1999年にユニタイゼーションを行い、その後、オーストラリアと東チモールが海上国境条約を批准したことにより、2019年に東チモールと新たに生産分与契約(PSC-TL-SO-T 19-12)を締結しました。これまでに、バユ・ウンダンガスコンデンセート田から、コンデンセート、LPG、LNGの生産・出荷及び豪州国内需要家向けのガス供給を行ってきましたが、2025年6月4日に生産終了を迎えました。現在は、気候変動対応の一環として、同生産施設及びダーウィンLNG施設を再利用し、周辺油ガス田等から排出されるCO2を回収・地下圧入、貯留するためのCCS事業を検討しています。
