ボナパルトCCS事業

  • CCS・CCUS
  • オーストラリア
契約地域(鉱区) 作業状況 CO2貯留能力 事業会社(設立) 権益比率
(※オペレーター)
G-7-AP
(GHGアセスメント鉱区)
評価作業中 年間1,000万トン以上(予定) INPEX Browse E&P Pty Ltd
(2013年10月21日)
※同社
53.0%
TotalEnergies CCS Australia
26.0%
Woodside Energy
21.0%

プロジェクト沿革

2022年8月 GHGアセスメント鉱区G-7-APを取得
2022年12月 独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)との間で、ボナパルトCCS事業を対象として、豪州 LNG 事業における CO2 排出低減のための CCS 事業に向けた共同研究を開始
2024年5月 株式会社JERAとの間で、日豪CCSバリューチェーン構築に向けた共同検討の実施にかかる合意書を締結
2024年10月 中部電力株式会社との間で、日豪CCS(二酸化炭素の分離回収・貯留)バリューチェーン構築に向けた中部電力(株)との共同検討の実施にかかる合意書を締結
2025年4月 概念設計(Pre-FEED)開始
2025年7月 豪州政府による重要プロジェクト認定を受領

当社は、LNG生産の維持・拡張と並行して、気候変動対応の一環として生産操業に伴い排出されるCO2を回収し、地下圧入・貯留することを目的とした、CCS事業を検討しており、2022年8月に、INPEX Browse E&P Pty Ltdを通じてオーストラリア北部準州の北西沖合に位置するGHGアセスメント鉱区G-7-APの53%の権益を取得しました。同鉱区において、CO2を2030年頃から圧入することを目指し、現在、評価作業を実施中です。同鉱区では大規模なCO2貯留キャパシティーが期待できることから、イクシスLNGプロジェクトと第三者からのCO2受入に向けても検討を行っており、北部準州政府等が主導するNT Low Emission CCUS Hub構想等の実現にも貢献してまいります。

NT Low Emission CCUS Hub:
北部準州政府、オーストラリア連邦科学産業研究機構(CSIRO)およびボナパルトCCSプロジェクトやその他の産業参加者と共同で開発を進めている低排出CCUSハブ事業
  • 評価井の掘削リグ
  • 3次元地震探査船

    'Image courteous of Shearwater Geoservices.'