ムアララボ地熱事業

  • 再生可能エネルギー(地熱)
  • 東南アジア
事業地域 作業状況 事業会社(設立) 出資比率 発電容量 持分発電容量
ムアララボ地熱事業 商業運転中 INPEX地熱開発
(2021年5月26日)
同社
30.0%
住友商事
50.0%
PT Supreme Energy
20.0%
フェーズ1
85.0メガワット
フェーズ2(拡張開発)
83.0メガワット
フェーズ1
25.5メガワット
フェーズ2(拡張開発)
24.9メガワット

プロジェクト沿革

2019年12月 商業運転開始
2021年 当社参画
2025年1月 フェーズ2拡張開発(約83MW)最終投資決定
プロジェクトファイナンスによる融資契約締結
2027年 フェーズ2商業運転開始(予定)

当社は、地熱事業を目的とする子会社として設立した株式会社INPEX地熱開発(以下、INPEX地熱開発)を通じ、インドネシア共和国(以下、同国)におけるムアララボ地熱発電事業(以下、本事業)に参画しています。本事業は、現在、同国西スマトラ州南ソロク県に位置するムアララボ地熱鉱区において、住友商事、当社及びインドネシアの民間地熱発電事業デベロッパーであるPT. Supreme Energyが共同で実施しているものです。本事業で操業するPT. Supreme Energy Muara Laboh(以下、SEML社)は、現在、定格出力約85メガワットにて商業運転中であり、同国スマトラ島の約42万世帯の年間使用電力量に相当する電力を賄っています。本事業は、2019年12月の商業運転開始から30年間にわたって、インドネシア国営電力会社(PT PLN(Persero))に地熱で発電した電力を販売する計画です。また、当社は、SEML社並びに本事業の共同事業者である住友商事及びPT Supreme Energyとともに、本事業の拡張開発として、既存の発電能力を約83メガワット拡張し、2052年までインドネシア国営電力公社(PT PLN(Persero))に対して売電します。本拡張開発は2025年3月より建設を着工し、2027年を目途に商業運転を開始する予定です。