ランタウ・ドゥダップ地熱発電事業

  • 再生可能エネルギー(地熱)
  • 東南アジア
事業地域 作業状況 事業会社(設立) 出資比率 発電容量 持分発電容量
ランタウ・ドゥダップ地熱発電事業 商業運転中 INPEX地熱開発
(2021年5月26日)
同社
20.0%
EPN
32.7%
丸紅
20.0%
東北電力
14.6%
PT Supreme Energy
12.7%
98.4メガワット 19.7メガワット

プロジェクト沿革

2021年12月 商業運転開始
2022年 当社参画

当社は、地熱事業を目的として設立した株式会社INPEX地熱開発(以下、INPEX地熱開発)を通じ、インドネシア共和国(以下、同国)におけるランタウ・ドゥダップ地熱発電事業(以下、本事業)に参画しています。本事業は、同国南スマトラ州に位置するランタウ・ドゥダップ地熱鉱区において、欧州大手総合エネルギー企業のENGIE、丸紅株式会社、東北電力株式会社及びインドネシアの民間地熱発電事業デベロッパーであるPT. Supreme Energyが、本事業の操業会社であるPT Supreme Energy Rantau Dedap(以下、同社)への出資を通じて共同で実施しています。当社は、INPEX地熱開発を通じ、ENGIEが保有する同社の発行済株式27.4%をENGIEより取得し本事業に参入しました。その後、同国の最大財閥アストラグループ内の電力・再エネ子会社であるEPNの参入に伴い一部株式を同社に譲渡した結果、現在の当社の出資比率は20.0%となっています。

本事業で操業するランタウ・ドゥダップ地熱発電所は、現在、定格出力98.4MW(メガワット)で商業運転中であり、同国スマトラ島の約45万世帯の年間使用電力量に相当する電力を賄っています。また、本事業で発電された電力は、2021年12月の商業運転開始から30年間にわたって、インドネシア国営電力会社(PT PLN(Persero))に販売されます。