タングーLNGプロジェクト(ベラウ鉱区)

  • 天然ガス
  • 東南アジア
契約地域(鉱区) 作業状況 生産能力 事業会社(設立) 権益比率
(※オペレーター)
契約形態
ベラウ 生産中 年間約1,140万トン MI Berau B.V.
(2001年8月14日)
同社
22.856%
※BP
48.0%
日石ベラウ
17.144%
KGベラウ
12.0%
生産分与契約
(2055年12月31日まで)
タングーユニット 生産中 MI Berau B.V.
(2001年8月14日)
同社
16.3%
※BP
40.22%
CNOOC
13.9%
日石ベラウ
12.23%
KGベラウ
8.56%
LNG Japan
7.35%
KGウィリアガール
1.44%
生産分与契約
(2055年12月31日まで)

プロジェクト沿革

2001年10月 MI Berau B.V.社株主としてベラウ鉱区に参画
2005年3月 生産分与契約の延長(2035年まで)と開発計画の政府承認を経て、タングーLNGプロジェクトの最終投資決定
(年間760万トンの生産能力を有する第一・第二液化系列を建設)
2009年7月 LNG販売開始
2016年7月 タングーLNGプロジェクト拡張開発計画フェーズ1の最終投資決定
(年間380万トンの生産能力を有する第三液化系列を増設)
2021年8月 ヴォルワタガス田のCCUS及びウバダリガス田開発に係る開発計画(POD)の承認をSKK Migasより取得
2022年12月 生産分与契約の契約期限再延長に係る政府承認取得
(2055年12月31日まで20年間延長)
2023年10月 第三液化系列からの生産開始
2024年11月 タングーLNG拡張開発計画フェーズ2-UCCプロジェクトの最終投資決定(ウバダリガス田の開発、ヴォルワタガス田のCCUSおよびコンプレッサー設置によるガス送圧能力の増強)

当社と三菱商事株式会社(以下、三菱商事)が共同出資で設立したMI Berau B.V.社は、2001年10月にベラウ鉱区の権益を取得しました。その後、2007年10月に三菱商事と共同出資で設立したMIベラウジャパン株式会社を通じたKGベラウ石油開発株式会社の株式取得により、タングーLNGプロジェクトに保有する当社分の実質的な権益比率を約7.79%に増加させています。タングーLNGプロジェクトは、2005年3月にプロジェクトの開発計画及び生産分与契約の延長(2035年まで)がインドネシア政府当局に承認され、その後開発作業を経て、2009年7月よりLNGの出荷を行っています。また、2016年7月にタングーLNG拡張プロジェクトに対する最終投資決定(FID)を行いました。

本プロジェクトは、2022年12月に生産分与契約の契約期限を2055年までさらに20年間延長することについて、政府承認を取得しており、現在は液化設備3系列で年間約1,140万トンを生産しています。加えて、2021年にSKK Migasに承認された開発計画に基づき、CCUSの導入を含めた拡張について計画していましたが、2024年11月に最終投資決定を行いました。