一般財団法人群馬県森林・緑整備基金
朝日航洋株式会社
株式会社INPEX
一般財団法人 群馬県森林・緑整備基金(以下、群馬県森林・緑整備基金)、朝日航洋株式会社(以下、朝日航洋)及び株式会社INPEX(以下、INPEX)は、2025年5月15日「群馬県森林・緑整備基金社営林による森林由来J-クレジット*1の創出に関する連携契約」(以下、本契約)を締結しましたので、お知らせいたします。
本契約は、群馬県森林・緑整備基金、朝日航洋及びINPEXが連携を図り、群馬県森林・緑整備基金の社営林の一部において、以下の検討項目等について協議することを目的に締結するものです。
【本契約の検討項目】
(1) 森林整備を推進し、森林による二酸化炭素の吸収機能をより活性させる。
(2) 森林の二酸化炭素吸収機能に基づく森林由来のJ-クレジットを創出する。
(3) 温室効果ガス排出削減の手法として、二酸化炭素を排出する事業者に創出したJ-クレジットを供給販売し、相当量の二酸化炭素排出量をオフセットする。
(4) J-クレジットの売り上げをJ-クレジットの創出費用と森林整備に充当することで、森林整備の推進とJ-クレジットの創出を軸とした持続可能な低炭素社会の構築に向けたサーキュラーエコノミー*2を達成する。
今後、群馬県森林・緑整備基金、朝日航洋及びINPEXは、三社が持つ知見を有効に活用しながら、持続可能な社会の構築を目指し、共同で検討を進めてまいります。
*1 低炭素投資を促進し、日本の温室効果ガス排出削減量の拡大につなげることを目的に、省エネ設備の導入や再生可能エネルギーの活用によるCO2等の排出削減量や、適切な森林管理によるCO2等の吸収量を、クレジットとして国が認証する制度。
*2 限りある資源を無駄なく循環させ、環境負荷を抑えながら発展する経済システムのこと
以上