長岡メタネーション実証により製造したe-methaneの環境価値に係るクリーンガス証書移転契約の締結について

お知らせ

長岡市
北陸ガス株式会社
株式会社INPEX

長岡市(市長:磯田達伸)と、北陸ガス株式会社(本社:新潟県新潟市、代表取締役社長:敦井一友/以下、北陸ガス)、株式会社INPEX(以下、INPEX)の100%子会社である株式会社INPEX JAPAN(本社:東京都港区、代表取締役社長:加賀野井彰一/以下、INPEX JAPAN)の3者は、INPEXと大阪ガス株式会社が共同で進める「世界最大級のメタネーションによるCO₂排出削減・有効利用実用化技術開発事業(以下、長岡メタネーション実証)*1」において製造したe-methane(以下、e-メタン)の環境価値*2に係るクリーンガス証書の移転契約を6月25日に締結しましたのでお知らせいたします。

長岡メタネーション実証では、INPEX JAPAN長岡鉱場(新潟県長岡市)越路原プラント内で回収したCO₂と水素(以下、H₂)を用いてe-メタンを製造し、INPEX JAPANの天然ガスパイプラインを通じて需要家に届ける計画です。2026年1月に認定済みのクリーンガス製造設備*3で製造されたe-メタンは、5月29日付でクリーンガス相当量の認証を取得しており、本契約はこれらの過程を通じて発行したクリーンガス証書を、北陸ガスを介して長岡市へと移転するものです。これにより長岡市の公共施設へ供給される都市ガスの一部は、利用してもCO₂の排出が増えないクリーンガスとしてみなすことが可能となり、長岡市内のカーボンニュートラル化に資する取り組みとなります。

また、長岡市と北陸ガスは、2026年3月6日に包括連携協定を締結しており、本取り組みは本協定における脱炭素社会の実現に関する取り組みの一環として実施したものとなります。

  • クリーンガス証書移転のイメージ

長岡市、北陸ガス、INPEXの3者は、今後も本取り組みを通じて、e-メタンの地産地消モデルの構築を推進するとともに、カーボンニュートラル社会の実現に貢献していきます。

*1 長岡メタネーション実証:
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(New Energy and Industrial Technology Development Organization、以下、NEDO)から採択された助成事業「気体燃料へのCO2利用技術開発/大規模なCO₂-メタネーションシステムを用いた導管注入の実用化技術開発」。製造したe-メタンの天然ガスパイプラインへの注入を2026年2月20日より実施しています。なお、当該試験設備は、「クリーンガス証書制度」におけるクリーンガス製造設備認定を2026年1月27日付、製造したe-メタンに係るクリーンガス認証を2026年5月29日付でそれぞれ取得しました。 詳しくは以下のプレスリリースをご覧ください。
「世界最大級のメタネーション試験設備における実証運転の開始について」

*2 環境価値:
大気中に放出されるCO₂(または大気中にあるCO₂)を回収し、e-メタンの原料としてカーボンリサイクルするため、e-メタンを利用しても(燃焼させても)、大気中のCO₂は実質的に増えず、CO₂の排出量は実質ゼロとなります。

*3 クリーンガス製造設備、クリーンガス相当量、クリーンガス認証:
一般社団法人日本ガス協会が関与するクリーンガス証書制度では、燃焼しても大気中のCO₂が増えないとみなせる価値(環境価値)を持つe-メタンやバイオガスを「クリーンガス」としてクリーンガス製造設備の「認定」を行い、「認定」された製造設備により製造されたクリーンガス相当量の「認証」を通じて「クリーンガス証書」を発行します。 詳しくは以下のクリーンガス証書評価委員会HPをご覧ください。

<長岡市>
長岡市は今年、市制施行120周年を迎え、市民の皆様とつくり上げた新しい総合計画がスタートします。まちの将来像である「変われ!長岡 住み続けたい 戻ってきたい 選ばれるまち ~イノベーション先進都市~」の実現に向け、「長岡版イノベーション」をさらに推し進めてまいります。

<北陸ガス>
北陸ガスは、2023年6月に創立110周年を迎え、新たなコーポレートスローガン「ずっと近くで、にいがたを想う。」を制定しました。本スローガンには、これからもずっと将来にわたって、新潟のお客さまの身近な存在であり続け、ともに歩み続けていくといった決意を込め、都市ガス事業を通じてお客さまの安心・安全で快適な暮らしに貢献するとともに、低炭素社会の実現に向けた取り組みを進めております。

<INPEX>
INPEXグループは、2025年2月に発表した「INPEX Vision 2035」において、より低炭素なエネルギーの安定的な供給と、持続可能で地球環境に配慮した"「責任あるエネルギートランジション」の実現"を発表しており、これまでに培った組織能力・既存技術を活かし、エネルギーの低炭素化に取組んでいきます。特に当社が参画する天然ガス/LNGプロジェクトとCCSの組み合わせによるGHG排出抑制に加え、第三者向けのGHG削減ソリューションの提供を推進させていきます。

■報道関係の方のお問い合わせ先
長岡市 環境政策課 エネルギー政策室 : 電話 0258(24)0528
北陸ガス株式会社 企画グループ : 電話 025(245)2214
株式会社INPEX 広報グループ : 電話 03(5572)0750