株式会社INPEX
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株式会社INPEX(以下、当社)は当社子会社のINPEX Browse E&P Pty Ltdを通じて、2022年よりオーストラリア(以下、同国)北部準州ダーウィンの沖合約260キロメートルに位置するボナパルト堆積盆地に広がるGHG*1アセスメント鉱区G-7-AP鉱区にて、パートナーであるTotalEnergies CCS Australia Pty LtdおよびWoodside Energy Ltdを含むボナパルトCCS*2共同事業体(以下、本事業体)としてボナパルトCCSプロジェクト(以下、本事業)の評価作業を行っておりますが、このたび同国連邦政府が本事業に対し温室効果ガス(GHG)貯留層の特定宣言(declaration of identified GHG storage formation、以下、本宣言)を発出しましたのでお知らせいたします。
*1 GHG(Greenhouse Gas):温室効果ガス
*2 CCS(Carbon Capture and Storage): 二酸化炭素(CO₂)の分離回収・貯留
本宣言は、沖合の帯水層貯留サイトを対象とするものとしては同国初のものであり、本事業にとって画期的な成果です。本宣言は、本事業体がGHGの圧入・貯留事業の実施に向けて評価を行ってきた貯留層へのGHG圧入・貯留について、技術的な実現可能性が確認されたことを示すものです。
また、本宣言は、本事業の継続的な進展における重要なマイルストーンであり、これまで実施された広範な技術的検討の成果を反映するものです。本事業は、2025年に同国で初めて重要プロジェクト認定(Major Project Status)を受けた沖合CCSプロジェクトとして、その開発に向けた取り組みを着実に前進させています。
本事業では、開発に向けた概念設計(Pre-Front-End Engineering and Design)を2025年4月に開始しており、規制当局による許認可および商業契約の締結を前提に、2030年代初頭にCO₂の圧入を予定しています。なお、イクシスLNGプロジェクト(以下、同プロジェクト)共同事業体(Ichthys Joint Venture)が主要顧客となる見込みです。
本事業は、同プロジェクトから排出されるCO₂の約40パーセントを削減する潜在性を有しており、当社が「INPEX Vision 2035」に掲げる脱炭素化目標の達成に貢献することが期待されています。
本事業体は今後も、本事業における貯留層の開発に向けて、今後も技術面、環境面、規制面および商業面で必要となる各種取組みを継続してまいります。
また、当社は、今後も引き続き同国連邦政府および北部準州政府、地域コミュニティをはじめとする利害関係者と緊密に連携しながら、本事業を推進してまいります。